必勝法(1)|必負法をしないこと

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誰もが知りたい必勝法。どんな世界でも共通ですよね。

ビジネスの世界で必ず成功する(勝てる)方法、スポーツやゲームで必ず勝てる方法、資産運用で必ず勝てる方法など、誰もが知りたい情報です。

当然そんなものはないでしょう。あるとしたらレギュレーションに脆弱性があり、その穴を狙ったとかって話になると思います。

しかし、そんな簡単にあきらめては人生面白くないので、必勝法を考えたいと思います。

必負法は確実に存在する

しかし、必負法というのは結構どの世界でもあるのではないでしょうか?

必負法は言い過ぎかもしれませんが、勝つこともあるかもしれないが、やってはいけない方法、失敗する可能性が高い方法などです。

そんな方法は知っていれば誰もやらない…いや、そうですかね?

わかっていてもやってしまう。これが実は多いのではないでしょうか?もしくは必負法を知らなかったために負けた(失敗した)というケースです。

多くの勝負事やチャレンジの敗因を分析すると、多くがこの必負法をやっていたというケースが多いのではないかと思います。

囲碁で気づいた「悪手を打たない」ことの重要性

私は趣味で囲碁を打ちますが、敗因のほとんどは、自分が打った悪手です。そしてその悪手はなぜか繰り返してしまうのです。

囲碁の世界は「最初から最後まで神の手を打つ方が勝つ」という世界ではなく、「最初から最後まで悪手を打たない方が勝つ」ケースが多いのです。

ということは、「必負法をやらないこと」、そしてその必負法とは、過去の経験データで結構明確になっていることが多く、それを正しく理解して同じ過ちを繰り返さないことではないかと思うのです。

おっ!必勝法が生まれましたね!

必負法で負けた時の後悔は、計り知れない

ここで重要なポイントがあります。

必負法(悪手)で負けた時、失敗した時は後悔が大きく、ダメージを受けます。

  • 「ああ、またあの手を打ってしまった…」
  • 「わかっていたのに、なぜやってしまったんだ…」
  • 「あそこで冷静になれていれば…」

このダメージは、相手が圧倒的に強かったとか、運が悪かったという時の比ではありません。「知っていたのに」「わかっていたのに」という思いが、後悔を何倍にも増幅させるんです。

囲碁あるあるですね。

逆に言えば、必負法を避けて全力を尽くした結果がうまくいかなかった場合、後悔は最小限です。「やれることはやった」と思えるからです。

あらゆる分野に存在する必負法

これは囲碁の世界だけではないでしょう。

ビジネスの世界でも、やってはいけないこと──無理・無駄・ムラとか、結果を優先させてコンプライアンス違反とかは論外として、プロセスを守らないとか、過去の再発防止を見てない・やらないとか。

スポーツやゲームでも、定石、基本を無視して我流で押し進めるとか。

資産運用も、分散やリスク分析をせずに、一点買いや周りに流されるなど。

ちょっと調べれば必負法は数多くあるのに…

なぜ必負法は魅力的に見えるのか?

なぜやらないのか?なぜか必負法って、魅力的に見えちゃうんですよね。

一見、効率がよさそうとか、リターンが大きそうとか、やりやすそうとか、ついつい手を出したくなる甘い蜜を持っていることが多いです。

これをやらないようにするには、やはり必負法がなぜダメなのかの理由をしっかりと理解して、自分事として正しく恐怖感を覚える必要があります。

ちなみに、囲碁の話に戻ると、そこまでわかっていても、なぜかやっちまうですけどね…相手の地が大きく見えちゃって(知っている人しかわからない笑)。

必勝法の本質は「必負法を避けること」

必ず勝ちたい、成功させたいと思ったら、まずは必負法を徹底的に調べ、自分事で腹に落として、決して手を出さず、良いとされていることに全力を注ぐ。

もしもこれでうまく行かなかったとしても、必負法をやってしまった後悔は生まれません。

むしろ、新たな必負法を発見することで次につながるかもしれません。

必負法を避けて負けた時と、必負法をやって負けた時。その後悔の大きさの違いは、経験した人にしかわからないでしょう。

まとめ:失敗を避けることが、成功への最短ルート

  • 必勝法は存在しないが、必負法は確実に存在する
  • 多くの失敗は「必負法をやってしまった」ことが原因
  • 必負法で失敗した時の後悔とダメージは計り知れない
  • 必負法は一見魅力的に見えるが、その理由を理解して避けることが重要
  • 必負法を避けることで、結果的に勝率を上げることができる

「どうすれば成功するか」を考えるより、「どうすれば失敗するか」を徹底的に学び、それを避ける。

これが、遠回りに見えて実は最も確実な、本当の必勝法なのかもしれません。

次回予告:「後だしじゃんけん理論」──時間を味方につける新発想

この「必負法回避」をさらに発展させた理論があります。

キーワードは「後だしじゃんけんのタイムシフト」です。

相手が手を出してから自分の手を決める後だしじゃんけん。これを「過去→現在」の関係で応用できないか?そして、AIの超高速処理と組み合わせることで、事実上の「負けない判断システム」を構築できないか?

地震予知システムが既にこの原理で動いていることに気づいたとき、新しい可能性が見えてきました。

次回は、この理論の詳細をお伝えします。

(おまけ) アイキャッチ画像に隠れた「必負法」の実例

実は、このアイキャッチの囲碁盤をよく見ると、白石の方が多くなっています。しかも石数から白が打った後ですが悪手はない(笑)

囲碁では黒が必ず先手なので、置石でもあり得ないので、これは「即反則負け」の状態です。AIが生成した画像ですが、見た目だけ真似して本質(ルール)を理解していないんですね。

でも、囲碁を知らない人には「普通の対局」に見えませんか?

これこそ、必負法の本質です:

  • 一見それっぽく見える
  • しかし、基本を知っている人には「即アウト」
  • 気づかずにやると必ず負ける

AIでさえこうした見落としをする。だからこそ「やってはいけないこと」を人間がしっかり学ぶ必要があるのです。

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